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世界最高峰 エベレスト登山隊2018チベット

来年も行きますよ。世界最高峰エベレスト登山隊2018チベット、募集開始です。2016年、2017年、2年連続で全員登頂の成功を収めた、中国チベット側のエベレストです。
ネパール側に比べると、危険要素が少なく、登りやすいと言えるでしょう。

実は例年と違い、まだ誰からもお申込みが無く、実施が決定していません。
出発まであと6ヶ月余りとなっており、あまり時間がありません。
ご興味ある方、迷っている方、ちょっと気になっている方、などなど、いらっしゃいましたら、早めにお問合せください。

世界最高峰エベレスト
 標高8848m。ネパールと中国チベットの国境に聳え、チベット名はチョモランマ。世界の女神を意味します。ネパール名は、サガルマータ。世界の頂上を意味しています。
1953年にイギリス隊のサー・エドマンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイによって初登頂されて以来、1970年日本人初登頂、1975年女性初登頂、1978年無酸素初登頂、1980年冬季初登頂など、1980年代までは、国家の威信をかけた大登山隊や、世界の一流登山家だけの領域でした。
しかし、90年代に入り、ニュージーランド人ガイドが中心となり、一般の登山愛好家を対象とした公募登山隊が組織され始めました。当初は、参加者も少なく、登頂率も低く、一般の登山愛好家には厳しいものでした。
そして、2000年代に入ると、世界各国から10隊を超える公募登山隊が組織されるようになりました。装備や酸素器具の性能は年々向上し、長年蓄積されたノウハウを生かした合理的なタクティクスが組めるようになり、この数年は毎年数百人が登頂するようになっています。

チベット側チョモランマ
90年代以来、エベレストの公募登山隊の多くは、チベット側で登山を行っていました。それは、5150mのベース・キャンプまで車で到達でき、6400mのアドバンス・ベース・キャンプまでヤクで荷上げできるなど、ネパール側に比べて登山がしやすいからです。
2008年に突然チベットが閉鎖されて、大手公募登山隊の多くは、ネパール側から登山するようになりました。2009年以降は少しずつチベットの入域は再開し、小さな公募登山隊を中心に毎年登頂に成功しています。チベット情勢は相変わらず予断を許さない状況が続いていて、常に入域できない可能性もありますが、チベット側がネパール側に比べて危険度が低く登りやすいことに、変わりはありません。そして、ネパール側では、2012年の落石事故、2014年の雪崩事故、2015年の大地震と、大惨事が続き潜在的なルートの危険度が認識されています。

ゴサインクンドで高所順応
5000m以上あるベース・キャンプへ、車で行けてしまうチベットでの登山において、初期の高所順応を、いかにスムーズにするかが、成功の鍵と言っても過言ではないでしょう。チベット入域前に、カトマンズ郊外にある4300mのゴサインクンドへトレッキングに行き、5000mの丘に登ります。
5000mの高所を経験してから、カトマンズに戻り十分な休養を取ることにより、順調に5150mのチョモランマ・ベース・キャンプへ到着し、登山をスタートすることができます。

世界最高峰の頂上へ
ベース・キャンプからは、ヤクに荷物を預け、広大な東ロンブク氷河を歩き始めます。高所順応しながら高度を上げていき、6400mのアドバンス・ベース・キャンプから、本格的な登山がスタートします。氷河のセラック帯に付けられたフィックスロープを辿り7000mのノースコルにキャンプ1を設置します。雪稜を辿り岩場を縫うように7800m付近にキャンプ2を設置、北壁側に周り込みながら登り、北東稜の手前8300m付近の斜面に最後のキャンプ3を設営します。北東稜へ登り、岩の多い稜線をトラバース気味に登り、短いファースト・ステップ、2本の梯子の掛かっているセカンド・ステップ、サード・ステップと三つの岩場を越えて、頂上ピラミッドを右から巻いて岩場を登りきれば、緩やかな雪稜の先に世界最高峰の頂きがあります。

登山期間
2017年4月4日(水)~6月2日(土)
ネパール・カトマンズ発中国チベット・ラサ着60日間
参加費用 65,000US$(日本-ネパール中国の航空券や、現地での
          宿泊施設や移動の手配は含まれていません。)
基本日程

定員   最小2名様 最大4名様
登山レベル 技術4 体力5 経験5 装備5 根性5

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