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マナスル登山隊2018 8163m

昨年はチベット情勢に翻弄されたので、今年は最初からマナスルで行きたいと思います。
マナスル登山隊2018募集開始です。

日本人の8000m峰マナスル
世界第8位の高峰マナスル、標高8156m。サンスクリット語で「精霊の山」を意味します。初登頂は、1956年5月9日に今西壽雄・ギャルツェン・ノルブら日本隊によって成されました。1952年の偵察から足掛け5年、4回に渡る大遠征隊を組織した国家的な一大事業でした。世界に14座ある8000m峰の中で唯一日本人によって初登頂された山として、日本人にとって特別な山です。

8000m峰の公募登山隊
初登頂以来、国家の威信をかけた大登山隊や、世界の一流登山家だけの領域だった8000m峰の登山に、公募登山隊が組織され始めたのは、90年代に入ってからのことです。最初は、技術的な優しさからチベットのチョーオユー(8201m)が選ばれました。当初は、参加者も少なく、登頂率も低く、一般の登山愛好家には厳しいものでしたが、十数年が経ち、近年は装備や酸素器具の性能は年々向上し、長年蓄積されたノウハウを生かした合理的なタクティクスが組めるようになりました。そして、雇われて登山隊をサポートするだけの存在だったシェルパ達が、自覚を持って自国の山をガイドするようになり、公募登山隊は大きく変わりました。マナスルが初登頂されてから60数年、いよいよあなたがマナスルの頂上を目指す番です。

夢の8000m峰 マナスルの頂上へ
麓のサマガオン(3800m)の村から登山はスタートします。人口500人の小さな村。鋭いマナスルと懸垂氷河が望め、マナスルの氷河から流れる豊富な水と豊かな緑のおかげで、桃源郷のようです。この地域で最も立派なゴンパがあり、マナスルと共に人々の信仰を集めています。村に数日滞在して、最初の高所順応をスタートします。
マナスル氷河のサイド・モレーンの丘の上にベース・キャンプ(4800m)を建設します。少し張り出した丘の上のベース・キャンプは、周囲の山々も見渡すことができ快適です。ベース・キャンプからマナスル氷河を遡り、ナイケ・コルにキャンプ1(5600m)を建設します。キャンプ1の上にはアイスフォール帯が聳えています。雪崩の危険を避けるために、未明にキャンプ1を出発します。アイスフォール帯の傾斜が緩くなったあたりにキャンプ2(6300m)を建設します。
緩やかな斜面を登りマナスルとマナスル北峰(7134m)のコルの下に、キャンプ3(6800m)を建設します。マナスルの肩に設営するキャンプ4(7400m)に向けて、急斜面に張られたフィックス・ロープを辿ります。途中セラック帯の通過や、堅雪や氷が剥き出しのトラバースもあります。
キャンプ4に到着すれば、今まで見えなかったマナスルの本当の頂上が見えます。頂上に向けて広大な斜面を一歩一歩登って行けば、細いナイフリッジの先にマナスル頂上があります。

登山期間
2018年9月1日(土)~10月10日(水)
ネパール・カトマンズ発着40間

参加費用 ¥3,000,000.-
(日本-ネパールの航空券や、現地での宿泊施設や移動の手配は含まれていません。)

基本日程


定員   最小2名様 最大4名様

登山レベル 技術4 体力3 経験4 装備5 根性3

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