ヨーロッパ・アルプス最高峰　モンブラン登山隊2020　中止

ヨーロッパ・アルプス最高峰　モンブラン登山隊2020は、中止いたします。

日本人に対するフランスの入国制限は7月1日に解除されましたが、3月31日に日本国外務省から発出された感染症危険情報レベル３（渡航中止勧告）は、7月1日現在も継続されております。おそらく8月になっても解除されないでしょう。
6月29日には、日本における新型コロナウイルス感染症に関する水際対策強化に係る新たな措置が発令され、感染症危険情報レベル３の国から日本へ帰国した際には、14日間の待機要請の対象になっています。
事実上、感染症危険情報レベル３の国への渡航は不可能です。

募集日程１　2020年8月8日（土）～８月15日（土）スイス・ジュネーブ発着8日間
募集日程２　2020年8月15日（土）～ 8月22日（土）スイス・ジュネーブ発着8日間

新型コロナウィルスがヨーロッパに蔓延してる状況ですが、８月までに回復するよう期待を込めて、
ヨーロッパ・アルプス最高峰モンブラン登山隊2020募集開始いたします。

来年の募集は、上記の２コースです。
モンブラン登頂の可能性を最大限に追及した6日間の日程を作成しました。
これ以外の日程でもガイドできる日程があります。

例年なら5月頃には、グーテ小屋の予約が取りづらい状況になります。
また、8月のお盆のシーズンなので、航空券の値段もすぐに高騰します。
今年は状況が違うので、しばらくは状況を見極めながら手配を開始することになるでしょう。
それでも、できるだけ早めに、ご検討いただきますよう、お願い申し上げます。

安心して参加いただけるように、６月６日（土）７日（日）に富士山で説明会登山を実施します。
説明会の他に、トレーニング雪山登山ガイド講習会ご返金制度もございます。
日本でトレーニングしながら、モンブランを目指しましょう。

モンブラン登頂の可能性を最大限に追及した６日間
　ヨーロッパ・アルプス最高峰モンブラン。標高4810m。モンブラン登頂の成否の最大要因は、不安定な天候、ルートの状況、体調などに、柔軟に対応できる日程と体制を作ることです。
　RYUSEKI EXPEDITIONSでは、UIAGM国際山岳ガイド資格を持つ平岡竜石が、あなたの専属ガイドとして、シャモニー滞在中の６日間をフルに使って、モンブランに登頂できるよう全力でサポートします。
　まずは、シャモニーに2日程度滞在し、周辺の山々を登りながら、環境や高度に体を慣らします。そして、テート・ルース小屋1泊と、グーテ小屋2泊を予約して、3泊4日の万全の体制でモンブランに登ります。

シャモニー滞在について
　いろいろな状況に対応できるように、シャモニーのホテルを全期間7泊予約するようお勧めしています。２～３泊分が無駄になってしまいますが、登頂の可能性を上げるためには必要な要素です。
　物価の高いシャモニーで、毎食外食するのは、なかなか困難です。キッチン付きの、シャレ－・タイプのホテルを、お勧めしています。スーパーやマルシェで買い物をして自炊することもできれば、街の美味しいフレンチ・レストランでディナーを楽しむこともできます。豪華な三ツ星ホテルで、優雅に過ごすのも良いでしょう。いろいろなタイプのホテルがありますので、相談しながら決めていきましょう。
　シャモニー周辺のロープウェイやケーブルカーが自由に乗り降りできる「モンブラン・マルチ・パス」を購入します。あっちのロープウェイから、こっちのケーブルカーに乗って、そっちの氷河を渡り、ハイキングもして、岩も登って、買い物もして、シャモニーを満喫しましょう。

グーテ小屋、テート･ルース小屋の予約について
　モンブラン登山の基点となるグーテ小屋は、岩場の上の3817mに立っています。モンブラン登山をする人のほとんどが宿泊するので、特に人気があり早めに予約する必要があります。
　テート･ルース小屋は、岩場の下の3167ｍに建っています。グーテ小屋に比べれば予約は取りやすいですが、できるだけ早めに予約した方が良いです。
　2020年の予約開始は3月17日からで既に予約が始まっています。例年5月頃には、予約が取りづらい状況になります。できるだけ早めに、お申込みいただくよう、お願いいたします。

充実の説明会登山
　安心してご参加いただけるように、６月６日（土）７日（日）に富士山で説明会登山を実施します。一緒に富士山に登ることにより、日程や装備などの説明だけでなく、氷河登山技術やペース配分など、モンブラン登山のノウハウを、お伝えします。

トレーニング雪山登山ガイド講習会ご返金制度
　モンブラン登山のトレーニングとして、5月に富士山雪山登山ガイド講習会を設定しています。モンブラン登山隊2020にお申込みいただくと、ガイド費用をご返金いたします。