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チョー・オユー登山隊2018春

「チョー・オユー登山隊2018春」は、残念ながら中止となりました。
2018年春は「エベレスト登山隊2018チベット」募集中です。
2018年秋は「マナスル登山隊2018」募集中です。

来年は春に「チョー・オユー登山隊2018」大募集です。
今年秋のチベットでの登山全面禁止を受けて、変更になったマナスルも実施できず、ご応募いただいた方には、大変ご迷惑をおかけしました。キャンセルになってしまった方からのご要望を受けて、来年春はエベレストとチョー・オユーを両方募集することにしました。
一般的に8000m峰登山においては、秋よりも春の方が登頂しやすいです。モンスーンが明けきらない時期に登る秋に比べると、春の方が天候も安定していて暖かい日が多いです。
この機会に、是非夢の8000m峰登山を実現してください。

世界第6位の高峰 チョー・オユー
 標高8201m。チベット語で「トルコ石の女神」を意味します。初登頂は1954年、オーストラリアのヘルバート・ティッヒーらによって、無酸素アルパインスタイルで登られました。ネパールとチベットの国境に位置していて、チベットらしい穏やかな山容をしているため、世界で最も登りやすい8000m峰として有名です。

8000m峰の公募登山隊
 初登頂以来、国家の威信をかけた大登山隊や、世界の一流登山家だけの領域だった8000m峰の登山に、公募登山隊が組織され始めたのは1990年代に入ってからのことです。ベース・キャンプへの到達し易さや、技術的な優しさ等から、チョー・オユーが選ばれ、多くの公募登山隊が企画されました。当初は、参加者も少なく、登頂率も低く、一般の登山愛好家には厳しいものでしたが、十数年が経ち、近年は装備や酸素器具の性能は年々向上し、長年蓄積されたノウハウを生かした合理的なタクティクスが組めるようになり、2000年代に入ると毎年100人以上の人が登頂するようになりました。

中国チベット自治区の情勢
 中国チベット自治区の情勢は常に不安定であり、突然理由も解らずに入域が制限される事があります。昨年2017年の秋には、チベット全域で登山が中止となりました。2015年には、ネパールの地震で中国ネパール国境が閉鎖となり1年間チベットへの入域が制限されました。また、2012年と2008年にも、チベット入域が制限されて、登山ができませんでした。
 しかし近年、ネパールからラサまで舗装道路が完成したり、麓には立派なホテルが建ったり、ガイドやヤクのシステムが良くなったり、だんだんと登山しやすい環境が整ってきています。

ゴサインクンドとエベレスト・ベース・キャンプで高所順応
 5000m以上の標高へ、車で行けてしまうチベットでの登山において、初期の高所順応をいかにスムーズにするかが、成功の鍵と言っても過言ではないでしょう。チベット入域前に、カトマンズ郊外にある4300mのゴサインクンドへトレッキングに行き、5000mの丘に登ります。
そして、エベレスト・ベース・キャンプ5150mに滞在し5800m丘に登り、万全の体制でチョー・オユー登山をスタートします。

夢の8000m峰 チョー・オユー頂上へ
 4900mのチョー・オユー・ベース・キャンプから、近年開通した舗装道路を使5400mのギャブルンから登山はスタートします。ギャブルンから、ヤクに荷物を預け、広大なジャプラ氷河を歩き始めます。ジャプラ氷河右岸のモレーン上に建設されたアドバンス・ベース・キャンプ5700mから、本格的な登山がスタートします。モレーン帯を越えて、フィックス・ロープの張られた雪壁を越えれば尾根上のキャンプ1(6400m)。広い尾根を辿り小さなセラック帯を越えて、急斜面に付けられたフィックス・ロープを辿り、セラック帯を超えれば、広大なキャンプ2(7000m)。ここから酸素の力を借りて斜面を登れば急斜面の尾根上に段々に切られたキャンプ3(7400m)。7500mのロック・バンドを慎重に越えて、急斜面を登りきれば7900mのコルに到着し、傾斜の落ちた広い雪面を登って行くと、広い広い頂上プラトーの奥に巨大なエベレストが見えれば、そこがチョー・オユーの頂上です。

登山期間
2018年4月4日(水)~5月13日(日)
ネパール・カトマンズ発中国チベット・ラサ着40日間
参加費用 ¥3,300,000.‐(日本-ネパール中国の航空券や、現地で
         の宿泊施設や移動の手配は含まれていません。)
基本日程

定員   最小2名様 最大4名様
登山レベル 技術3 体力4 経験3 装備5 根性3

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