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南米チリ最高峰オホス・デル・サラド登山隊2017

今年も行きます「南米チリ最高峰オホス・デル・サラド登山隊2017」募集開始です。
2週間ちょっとの短い日程で登れる6893m、南米で2番目に高い山です。 
南米最大のアタカマ砂漠、砂と、塩と、湖だけの世界で最も過酷な環境を体験してください。
四輪駆動車を駆使して、効率よく高度順応する充実の日程です。

南米最大アタカマ砂漠の目
 南米チリ最高峰、オホス・デル・サラド。標高6893m。南米最高峰アコンカグアに次いで南米で2番目に高い山です。スペイン語で「砂漠の目」を意味し、荒涼としたアタカマ砂漠の中で、頂上付近には常に雪を纏い、頂上のクレーターは目を見開いているようです。
南北1000㎞東西50~200㎞に渡って広がるアタカマ砂漠は、南米チリ・アルゼンチン・ボリビア・ペルーの4つの国にまたがり、南米最大の面積を誇ります。標高4000mを越えるアルティプラーノは、年間降水量が10ミリにも満たないという、世界で最も乾燥した土地のひとつです。砂と、塩と、湖だけの世界。澄みきった青空と、満点の星空。地球離れした世界が広がっています。

アタカマ砂漠南部プーナ・デ・アタカマ
オホス・デル・サラド周辺のアタカマ砂漠南部プーナ・デ・アタカマは、約40座の6000m峰が連なり、6500mを越える山も10座を数え、南米で最も高山が集中している山群です。標高4000m以上の極度に乾燥した寒冷の砂漠には、塩水の川が流れ、強風が吹き、アタカマ砂漠の中でも最も過酷な環境を作り出しています。そんな砂漠で登山ができるのは、豊富に埋蔵している金、銀、銅、ニッケル、リチウムの鉱山開発が盛んに行われているからです。荒涼とした砂漠に、鉱山開発のための道路が、山の奥まで続いています。

南米チリ最高峰オホス・デル・サラドを目指して
海辺の村バイア・イングレッサから四輪駆動車に乗ってプーナ・デ・アタカマを目指します。まずはプーナ・デ・アタカマ最大のペダナレス・ソルト・フラット(3362m)へ。フランミンゴを見ながらキャンプし、セロ・ドゥーニャ・イネス山(5095m)に登って4000mの高度に順応します。
鉱山道路を走り、アルゼンチンとチリの国境に近いラグーナ・ベルデ湖(4400m)に到着すれば、雪を頂くオホス・デル・サラドが望めます。アルゼンチンとの国境に聳えるサン・フランシスコ(6018m)に登り、6000mの高度に順応したら、四輪駆動車でアタカマ・ベース・キャンプ(5250m)まで上がります。
アタカマ・ベース・キャンプ(5250m)からは、緩やかな砂漠の道を登り、5750mに建つテホス小屋から、頂上を目指します。まだ暗いうちにテホス小屋を出発し、ジグザクに切られた道を登って行きます。頂上稜線へ着くころに、広大な砂漠の山々から太陽が登り始め、鮮やかな朝日を望む事ができるでしょう。頂上クレーターの岩場を越えれば頂上は直ぐそこです。登頂日の標高差は1100m、行動時間は12時間を越えます。風が強く非常に寒く、厳しい登山となるでしょう。

下山後はチリワインと魚介類
南北に細長いチリ。アルゼンチン国境近くに位置するオホス・デル・サラドからでも、海までは200km程度です。フンボルト海流の影響で、どこに行っても豊富な魚介類が食べられます。登頂後は、一気に海まで下りて、チリの海産物とワインも楽しみましょう。

登山期間
2017年11月24日(金)~ 12月7日(木)
チリ・サンティアゴ発着14日間
参加費用 ¥800,000.-(日本-チリの航空券や、現地での宿泊施設
           や移動の手配は含まれていません。)
基本日程

定員   最小2名様 最大4名様
登山レベル 技術3 体力4 経験2 装備4 根性4

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