比較的登山し易い山を選んで7000m、8000mの山を紹介してきましたが、どれも1ヶ月程度の日程が必要な山ばかりです。
1ヶ月なんて休めるわけないっていう方がほとんどですよね。
そこで2週間で登れる6000mシリーズに移りたいと思います。
でも、せっかく海外の山に行くのだから、できるだけ高くて、できるだけ雄大で、できるだけ登りがいのある山を、選んでご紹介していきます。
まずは今年の冬に行ったネパール ヒマラヤ チュルー・ウェスト6419mです。
アンナプルナ山群の北に、マルシャンディ河を挟んで対峙するように聳えるチュルー山群にあり、チュルー・ウエスト6419m、セントラル6584m、イースト6429m、ファー・イースト6059mの4つの6000m峰を連ねる大山群です。
アンナプルナ山群から、わずか10㎞の距離にあり、頂上からは巨大なアンナプルナ山群の大パノラマが広がります。
ここも前出のヒムルン・ヒマール7126mと同じく、アンナプルナ・サーキットの自動車道路が整備されたことによって、アプローチが短くなりました。
標高6419mの本格的な氷河を有するヒマラヤの山が、軽飛行機もヘリコプターも使わずに、日本から2週間の短い期間で登れる時代が到来しました。
冬は雪が多くて日本発着18日間かかってしまいましたが、春や秋なら2週間で十分登れます。
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