2020年7月23日(木祝)~ 8月4日(火)の日程で予定しておりまた「南米エクアドル最高峰チンボラソ6310m コトパクシ5897m カヤンベ5790m 登山隊2020」ですが中止いたします。
エクアドルにおいては、3月末より継続されてた非常事態宣言外出禁止令は、本日6月15日に一部解除され国際・国内線商業定期便は一部運行が開始されました。しかし、外出移動集会などの規制や、入国日より14日間の予防隔離の義務は継続されております。海外から登山を目的とした入国は、事実上不可能です。
現在でも日々、感染者数も死亡者数も増加しており、あと1ヶ月余りでエクアドルで登山できるようになる可能性は、極めて低いと判断しました。
さらに、3月31日に日本国外務省から発出された感染症危険情報レベル3は、6月15日現在も継続されており、おそらく今後も簡単には解除されないでしょう。
感染症危険情報レベル3の国から日本へ帰国した際には、PCR検査が義務付けられており、陰性の結果が出るまで待機要請の対象になっています。
事実上、感染症危険情報レベル3の国への渡航は不可能です。
お待ちいただいていた方々には、申し訳ありませんが、何卒、ご理解いただきたく、お願い申し上げます。
2020年7月23日(木祝)~ 8月4日(火)エクアドル・キト発着13日間
南米の中心、赤道直下に位置するエクアドル。南北300㎞東西30㎞に、最高峰チンボラソ6310mを初め、8座の5000m峰と13座の4000m峰の火山が点在し、ボルケーノ・アベニュー(火山通り)と呼ばれています。
麓の牧場や町は標高3000m前後にあり、常春と呼ばれ年中温暖で快適な気候です。山から町も近く、麓にはたくさんの温泉が湧いていて、各登山の合間には温泉宿に滞在して、登山の疲れを癒します。
山岳ガイドの質も高く、食事も美味しく、温泉もある。世界で最も素晴らしい高所登山の環境が広がっています。
標高2850mのエクアドルの首都キト。人口約200万人の南米有数の大都市は、周りを火山に囲まれ、端正な三角形の山容がひときわ印象的な、エクアドル第2位の高峰コトパクシ5897mを望むことができます。まずは、快適なホテルを拠点に、周辺の4000mの火山でハイキングしながら、最初の高所順応がスタートします。
カヤンベは標高5790m。エクアドル第3位の高峰です。ボルケーノ・アベニューの北部、ほぼ赤道上に位置し、世界中で唯一赤道上にある氷河の山です。
エクアドル第2位の高峰コトパクシ5897mに登ります。ボルケーノ・アベニューの中央部に位置し、世界で最も高い活火山と言われ、噴煙を上げる山頂のクレーターは圧巻です。
そして最高峰チンボラソ6310mは、エクアドルの巨人と呼ばれ、とても大きな山です。地球の地核から計測すると世界最高峰であり、1800年ごろまでは、本当に世界で最も高い山と信じられていました。ボルケーノ・アベニューの南部に位置します。
山が大きく、落石も多く、危険で難しい山という印象が強いチンボラソですが、数年前より新ルートからの登山が始まり、登り易くなりました。
従来のエル・カスティーヨ・ルートから北西側に回り込んでから西稜の氷河を辿る新ルートは、約5400mにハイ・キャンプを設営し登頂します。登頂日の標高差は900mとなり、落石の危険も少ないルートになっています。
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