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アンナプルナ山群の北側、マルシャンディ河を挟んで対峙するように聳えるチュルー山群。チュルー・ウエスト6419m、セントラル6584m、イースト6429m、ファー・イースト6059mの4つの6000m峰を連ねる大山群です。
十数年前まではベシサハール760mの街から歩きだして、1週間以上のトレッキングが必要なエリアでした。今では自動車道路が発達しカトマンズから2日間のドライブで、麓のマナン村3540mまで来られるようになりました。
アンナプルナ山群の大展望を楽しみながら、標高6419mの本格的な氷河を有するヒマラヤの山が、軽飛行機もヘリコプターも使わずに、日本から2週間ちょっとの短い期間で登れる時代が到来しました。
アンナプルナ山群を一周するアンナプルナ・サーキット・トレッキング・ルートで最大の村がマナン村3540mです。かつてチベット族の王国だった時代からの中心の村で、現在の村の西側にはタイムスリップしたような古い町並みが残っています。マナンに3泊して、氷河湖や裏山をハイキングしながら高度に体を慣らしていきます。
アンナプルナ・サーキット・トレッキング・コースの最高到達点トロン・ラ(峠)5416mに登り高度順応をします。人気のトレッキング・コースなので、峠に近い4800mにロッジがあります。
トロン・ラ(峠)の向こう側はムスタンです。荒涼としたムスタン山々の奥に、ひときわ高く白い山がダウラギリ8167mです。
窓からチュルー・ウエストを望むレダー村4200mのロッジから登山がスタートします。チュルー・ウエストの北東側の谷を溯り、谷の最奥の平坦地にベース・キャンプ4900mを設営します。ベース・キャンプからは、これから登るチュルー・ウエストの北側のルートが一望できます。
ベース・キャンプから尾根に取付き、岩っぽい尾根を越えたチュルー氷河の舌端の平坦地にハイ・キャンプ5600mを設営します。
ハイ・キャンプから本格的な氷河の登山が始まります。チュルー・セントラル6584mとチュルー・ウエストの間に広がるチュルー氷河のセラック帯を避けて、目の前の小ピークに取付き尾根を辿ります。広い尾根のクレバスやセラックを一つ一つ超え、小さなピークの先のナイフリッジの上が頂上です。頂上からはアンナプルナ8091mを主峰とするアンナプルナ山群の大パノラマが広がります。
アンナプルナⅠ峰8091mを主峰に8座の7000m峰が、東西約40㎞に渡り屏風のように連なるアンナプルナ山群。その麓、僅か約10㎞しか離れていないマルシャンディ河を溯り、僅か約20㎞しか離れていないトロン・ラ(峠)5416mで高度順応して、チュルー・ウエスト6419mに登る。次から次へと現れるヒマラヤの山々。間近に望む8000mの山々の大迫力を堪能してください。
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