「世界最高峰エベレスト登山隊2022ネパール」
3年振りに募集開始します。
まだまだ不安要素はありますが、今夏からネパールの入国制限は緩和され、先週から米国でも入国制限が緩和されていきています。
日本側でも入国制限緩和の方向性も示され、来春に向けて良い兆しが見受けられます。
お問合せ、お申込み、お待ちしています。
標高8848m。ネパールと中国チベットの国境に聳え、ネパール名は、サガルマータ、世界の頂上を意味します。チベット名はチョモランマ、世界の女神という意味です。
1953年にイギリス隊のサー・エドマンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイによって初登頂されて以来、1970年日本人初登頂、1975年女性初登頂、1978年無酸素初登頂、1980年冬季初登頂など、1980年代までは、国家の威信をかけた大登山隊や、世界の一流登山家だけの領域でした。
1990年代に入り、ニュージーランド人ガイドが中心となり、一般の登山愛好家を対象とした公募登山隊が組織され始めました。当初は、参加者も少なく、登頂率も低く、一般の登山愛好家には厳しいものでしたが、2000年代に入ると世界各国から10隊を超える公募登山隊が組織されるようになりました。
近年は、装備や酸素器具の性能は年々向上し、長年蓄積されたノウハウを生かした合理的なタクティクスが組めるようになり、雇われて登山隊をサポートするだけの存在だったシェルパ達が、自覚を持って自国の山をガイドするようになり、エベレスト登山は大きく変わりました。エベレストが初登頂されてから60数年、いよいよあなたが世界最高峰エベレストの頂上を目指す番です。
安全性を追求するために、アイスフォールとローツェ・フェイスの通過を、高所順応と登頂日程の2回だけの基本日程を作成しました。ベース・キャンプ5300mに到達後、最初の高所順応登山1として、13日間かけてロブチェ・イースト6119mに登り、頂上付近で宿泊もします。6000m台の高所順応を確実にしてから、再度入山するので、アイスフォールを素早く通過することができます。
十分な予備日を設定して、天候の急変や、山やルート状況によって、臨機応変に日程を変えられる事が、成功の鍵となります。小さな登山隊(最大定員四名様)なら、小回りが利き、個々人の体調の良し悪しにも対応でき、登頂の可能性を最大限に追及することができます。
一方、エベレスト登山を成功させるには、ある程度の登山隊の規模が必要です。ネパールのエージェントが運営する登山隊の一部として小さな登山隊を編成するので、先行してキャンプの設営や荷上げなどを行ってもらい、緊急時の対応なども迅速に行う事ができます。
ベース・キャンプや登山中の行動などは独立しているので、大きな登山隊の煩わしさや、外国人との言葉や文化の違いによるストレスを、感じることは少ないでしょう。
この10数年のエベレスト登山の傾向を分析した結果、5月15日~25日の10日間に登頂日を設定するのが、成功率が高いと確信しています。天候、ルート状況、体調、他隊の動向など、総合的に判断して、登頂日を決められるように10日間の予備日を設定しています。
基本的な登頂日程は、ベース・キャンプを出発して、登頂して、ベース・キャンプに戻るまで5泊6日で設定されています。希望によりキャンプ2(6400m)やキャンプ4(8000m)での追加宿泊も可能です。
最も良い体調で、最も天気の良い日に、最高の状況で登頂しましょう。
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