中止になりました。他の日程の設定もできます。気軽にお問い合わせください。
世界最高峰エベレスト8848mなどの高峰が立ち並ぶクーンブ地方の南端に聳えるメラ・ピーク。標高6476m。頂上からはエベレスト8848m、ローツェ516m、カンチェンジュンガ8586m、マカルー8463m、チョー・オユー8201mと、8000m5座を望むことができます。周囲にはアマダブラム6812m、キャシャール6760m、チャムラン7319m、バルンツェ7129mなどなど、ヒマラヤの鋭鋒が連なり、ヒマラヤの大展望を満喫できます。
エベレスト街道の玄関口として有名なルクラからトレッキングがスタートします。しかし、大混雑しているエベレスト街道を避けて反対側の山に入っていきます。途中にザトルワ・ラ4700mの峠を越える7日間のトレッキングで、登山の起点となるカーレ・ベース・キャンプ4900mに到着します。トレッカーの姿は少ないですが、最低限のロッジは整っている快適なトレッキング・ルートです。
カーレ・ベース・キャンプにもロッジが立ち並んでいて、ロッジをベース・キャンプにして6000m峰登山ができます。6000m峰としては標高は高い方ですが、頂上から北に延びる氷河は広く、登り易い地形が広がっています。
6476mの本格的な氷河の山でありながら、技術的な難しさが低く、落石や落氷などの危険もあまり無く、ロッジ泊をベースの快適な登山環境が整っているので、ヒマラヤ登山が初めての方でも安心して登山できます。
カーレ・ベース・キャンプ4900mの直ぐ裏側から、メラ・ピーク頂上から流れ落ちてきている氷河の舌端に取り付きます。クレバスを避けながら末端の氷河を登りメラ・ラ5400mに最初のキャンプを設営します。キャンプからは大きなメラ・ピーク頂上が望めます。広い氷河の斜面を登り、5800mの岩峰の脇にハイ・キャンプ5800mを設営します。早朝にハイ・キャンプを出発し、広い氷河をクレバスを避けながら登っていくと、右前方にメラ・ピーク頂上が望め、頂上目指して一歩一歩登っていきます。最後の30mは近年急斜面になっています。フィックス・ロープ張って、慎重に登り切ると頂上です。ヒマラヤの大パノラマが待っています。
頂上付近からスキー滑降をするスキー登山隊を同時募集します。頂上から5000mの氷河舌端まで、広い氷河の斜面が広がるメラ・ピークは、ヒマラヤの6000m峰で最もスキー滑降に適した山でしょう。昼夜の温度差がある高所では、雪質が変化し、もなか雪なこともあれば、強風で雪が飛んでカリカリのアイスバーンな事もあります。呼吸を意識しないと1ターン毎に息が荒れて上手く滑れない事も多いです。それでも、ヒマラヤを登り、ヒマラヤを滑り降ることは、素晴らしい経験となるでしょう。山スキーヤーとって、ヒマラヤの6000m峰からのスキー滑降は一つの夢ではないでしょうか。
- 募集要項を請求する
-
coment on Facebook