ロールワリン山群
世界最高峰エベレストを初め8000m峰4座が林立するネパール最大の山群クーンブ山群の西に、ひっそりと聳えるロールワリン山群。8000m峰は無いものの、鋭鋒として名高いガウリシャンカール7134mとメンルンツェ7175mの2座の7000m峰を有し、30座以上の6000m峰が立ち並びます。
テシ・ラプツァ峠5755mを挟んで、隣のクーンブ山群が豪華なロッジが立ち並び、行列ができるほど賑わっているのに対して、ロールワリン山群ではトレッカーも少なく、のんびりと静かな登山ができるでしょう。静かなロールワリン山群と近代化されたクーンブ山群のコントラストも、この山旅の見どころです。
ラムドゥン5930m
ロールワリン山群の南端に聳えるラムドゥン。6000mに僅か70m程足りない不遇の山ですが、大きな氷河を抱く名峰です。ラムドゥン氷河上にハイ・キャンプを設営して、氷河を横断して雪稜を辿り登頂します。
頂上からは、ガウリシャンカール7134m、メンルンツェ7175m、ヌンブール6959mなどのロールワリン山群の山々が目の前に迫り、遠くクーンブ山群の8000mの山々も望めます。
パルチャモ6273m
ロールワリン山群とクーンブ山群を分けるテシ・ラプツァ峠5755mの北側に聳えるパルチャモ6273m。テシ・ラプツァ峠の端にキャンプを設営して登頂します。テシ・ラプツァ峠へ至るルートは、最奥の氷河湖ツォ・ロルパを巡り、ロールワリン山群の真ん中を流れるドロランバ氷河を渡り、峠直下の雪壁にはフィックスロープを張って登ります。
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